施工管理の仕事でモチベーションを保つ方法|仕事がつらいときに実践したい7つの考え方
社会人になり平日は仕事をする事が当たり前になっていく日々で
「今日は仕事に行きたくない……」
「何のために頑張っているのかわからなくなる」
「忙しすぎてモチベーションが上がらない」
そんな時期がありませんか?
施工管理の業務務は工程管理・品質管理・安全管理・原価管理・職人さんとの調整・書類作成など、やることが多い仕事です。
しかも、予定通りに進まないことも珍しくありません。
朝から現場を走り回ったと思ったら、夕方から大量の書類。
ようやく帰れると思ったところに職人さんから電話が入り、翌日の段取りを考える。
そんな毎日が続けば、モチベーションが下がるのは当然です。
この記事では、施工管理として仕事を続ける中で、モチベーションを保つために意識したい7つの方法を紹介します。
施工管理はモチベーションを保つのが難しい仕事
まず知っておきたいのは、施工管理の仕事でモチベーションが下がることは、決して珍しいことではないということです。
施工管理は「自分だけ頑張れば全部うまくいく」という仕事ではありません。
職人さん・協力会社・設計者・発注者・上司など、多くの人と関わりながら現場を進めていきます。
様々な人と幅広い調整が必要なこの仕事。
自分ではコントロールできない問題もたくさん起こります。
例えば
- 職人さんが予定通り来ない
- 材料の納期が遅れる
- 図面に変更が入る
- 他業種との調整がうまくいかない
- 工程が遅れる
- 急な追加工事が発生する
- 書類が終わらない
- クレーム対応が発生する
などです。
頑張っているのに問題が次々と出てくる。
これが施工管理のモチベーションを下げる大きな原因です。
だからこそ、モチベーションを「気合い」で維持しようとするのではなく、下がりにくい働き方を作ることが重要です。
小さな達成感を作る
施工管理の仕事は、成果が見えるまでに時間がかかります。
大きな現場なら、完成まで数か月〜数年かかることもあります。
そのため
「完成するまで頑張ろう」
と考えていると、途中で疲れてしまいます。
そこでおすすめなのが、小さな目標を作ることです。
例えば
「今日は施工図を一部屋分終わらせる」
「午前中に職人さんとの打合せを終わらせる」
「今日のうちに明日の段取りを全部終わらせる」
などです。
大きな目標ではなく、今日できることに目を向けます。
そして、できたら自分の中で「今日はここまでできた」と認める。
施工管理は問題を探す仕事でもあるので、どうしても「できなかったこと」に目が向きがちです。
だからこそ、できたことを意識するだけでも気持ちは変わります。
昨日の自分と比べる
施工管理では、経験が増えるほど仕事が楽になる部分があります。
新人の頃は
「何を確認すればいいかわからない」
「職人さんに何を聞けばいいかわからない」
「図面の見方がわからない」
ということが多いでしょう。
しかし、経験を積むと少しずつ変わってきます。
以前なら半日かかっていた作業が、1時間で終わる。
以前は上司に聞いていたことを、自分で判断できる。
職人さんとの打合せをスムーズに進められる。
こうした小さな成長は、毎日仕事をしていると気づきにくいものです。
そこで
「去年の自分より成長しているか?」
と考えてみてください。
他の人と比較する必要はありません。
昨日の自分より少しでも成長していれば、それで十分です。
職人さんとの関係を大切にする
施工管理のモチベーションに大きく影響するのが、現場の人間関係です。
特に職人さんとの関係は重要です。
職人さんと良い関係ができると、現場の雰囲気がかなり変わります。
例えば
「この納まりどうしたらいい?」
と相談したときに
「じゃあこうしたらいいんじゃない?」
と一緒に考えてくれる。
工程が厳しいときにも
「そこなら俺たちで調整するよ」
と言ってくれる。
こういう関係ができると、仕事がかなりやりやすくなります。
もちろん、施工管理として言うべきことは言わなければいけません。
ただし
「指示する側」
「作業する側」
という関係だけではなく
「一緒に現場を完成させる仲間」
という意識を持つことも大切です。
人間関係が良い現場は、それだけで仕事に行くハードルが下がります。
仕事以外の楽しみを作る
仕事のモチベーションを仕事だけで上げようとする必要はありません。
むしろ、仕事以外に楽しみがあるほうが、精神的には安定します。
例えば
- 週末に家族と出かける
- 趣味の時間を作る
- 美味しいものを食べる
- 運動する
- サウナに行く
- 副業に取り組む
- 欲しかったものを買う
などです。
「仕事を頑張ったら楽しいことが待っている」
という状態を作っておくと、多少仕事が大変でも乗り越えやすくなります。
忙しい日は仕事だけで1日が終わりやすい職種です。
だからこそ、意識して仕事以外の時間を確保することが大切です。
「定時で帰る=悪」だと思わない
現場の雰囲気によりますが
「まだみんな仕事をしているから帰りづらい」
という空気を感じることがあります。
特に若手の頃は
「自分だけ先に帰ったら怒られるかな」
と考えてしまいがちです。
しかし、長時間働くことと、良い仕事をすることは別です。
- 翌日の段取りができている。
- 緊急対応が残っていない。
- 必要な仕事が終わっている。
それなら、早く帰ることは悪いことではありません。
むしろ、しっかり休んで翌日の仕事に集中することも施工管理の仕事です。
毎日限界まで働いてしまえば、当然モチベーションも下がります。
「仕事を終わらせて帰る」ことを習慣にする。
これだけでも仕事に対するストレスはかなり変わります。
将来の目標を一つ持つ
毎日の仕事だけを見ていると
「何のために働いているんだろう」
と感じることがあります。
そんなときは、将来の目標を一つ決めてみましょう。
例えば
- 1級施工管理技士を取得する
- 給排水設備に詳しい施工管理になる
- 現場代理人を経験する
- 年収を上げる
- 転職して待遇を良くする
- 副業で月5万円稼ぐ
などです。
目標は大きくなくても構いません。
大切なのは
「今の仕事が将来につながっている」
と思えることです。
施工管理は経験がそのまま武器になりやすい仕事です。
今は大変でも
「この経験が数年後の自分を助けてくれる」
と考えると、目の前の仕事に少し違った意味を持たせることができます。
本当に限界なら「頑張らない」
最後に一番大切なことです。
モチベーションが上がらないとき、無理に上げようとしなくてもいいです。
- 仕事が忙しすぎる
- 休みが取れない
- 毎日帰宅が遅い
- 人間関係が悪い
このような状態なら、モチベーションが下がるのは当然です。
その場合は
「自分のやる気がない」
と考えるのではなく
「働き方そのものに問題がないか?」
を考えてみてください。
- 部署を変える。
- 上司に相談する。
- 仕事量を減らしてもらう。
- 転職を検討する。
といった選択肢もあります。
仕事だからと全部を我慢する必要はありません。
施工管理のモチベーションは「上げる」より「下げない」
仕事のモチベーションについて考えると
「どうやったらやる気が出るか?」
と考えがちです。
しかし、施工管理の場合は少し考え方を変えたほうがいいと思います。
毎日100%のモチベーションで仕事をする必要はありません。
むしろ
「モチベーションが下がりすぎない状態を作る」
ことのほうが重要です。
そのためには
- 小さな達成感を作る
- 自分の成長を見る
- 職人さんとの関係を大切にする
- 仕事以外の楽しみを作る
- 無理な残業を減らす
- 将来の目標を持つ
- 限界なら環境を変える
ということを意識してみてください。
まとめ
施工管理は、決して楽な仕事ではありません。
予定通りにいかないことも多く、人との調整も多い。
さらに現場が忙しくなれば、心も体も疲れてしまいます。
だから、仕事のモチベーションが下がること自体は悪いことではありません。
大切なのは
「なぜモチベーションが下がっているのか?」
を考えることです。
単純に疲れているだけなら、休む。
仕事がマンネリ化しているなら、新しい資格や仕事に挑戦する。
人間関係が原因なら、距離を取る方法を考える。
仕事量が多すぎるなら、働き方を見直す。
そして、仕事以外にも楽しみを作る。
施工管理を長く続けるためには、気合いだけではなく、無理なく働き続けられる環境を自分で作っていくことが大切です。
「毎日やる気満々」じゃなくても大丈夫です。
今日の仕事を一つずつ終わらせて、家に帰る。
それだけでも十分頑張っています。
施工管理の仕事で疲れたときこそ、少し立ち止まって、自分の働き方を見直してみましょう。
