給水装置工事主任技術者とは?仕事内容や難易度、取得するメリットをわかりやすく解説
給排水設備の仕事をしている方にオススメな資格が「給水装置工事主任技術者」です。
「どんな資格なの?」
「施工管理にも必要?」
「難しいって聞くけど実際どうなの?」
そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、給水装置工事主任技術者の仕事内容や受験資格、難易度、取得するメリットについてわかりやすく解説します。
給水装置工事主任技術者とは?
給水装置工事主任技術者は、水道法に基づく国家資格です。
簡単にいうと、水道本管から建物へ水を引き込む給水設備工事を適切に施工するための責任者となる資格です。
水道局の指定給水装置工事事業者には、この資格を持った人を選任することが義務付けられています。
そのため、給排水設備業界では非常に重要な資格のひとつといえます。
主な仕事内容
給水装置工事主任技術者の仕事内容は次のようなものがあります。
- 給水工事の技術上の管理
- 工事に従事する人への指導・監督
- 使用材料や施工方法の確認
- 水道事業者との調整
- 工事完了後の検査対応
特に重要なのは、工事が水道法や各自治体の基準に適合しているかを確認することです。
給水設備は生活に直結するインフラなので、適切な施工が求められます。
受験資格
給水装置工事主任技術者を受験するためには、原則として給水装置工事に関する実務経験が必要です。
受験条件は制度改正によって変更されることもありますが、一定期間の実務経験が求められるため、若手のうちから経験を積んでおくことが大切です。
「現場経験を積みながら資格取得を目指す」という流れが一般的です。
試験内容
試験は主に次のような内容が出題されます。
- 水道行政
- 公衆衛生概論
- 給水装置工事法
- 給水装置の構造・性能
- 給水装置計画論
- 給水装置工事事務論
法律や計算問題だけでなく、実務に関する問題も多く出題されます。
過去問題を繰り返し解くことが合格への近道です。
難易度は?
給水装置工事主任技術者の合格率は、おおよそ30~40%前後で推移しています。
国家資格としては標準的な難易度ですが、勉強をせずに合格できるほど簡単ではありません。
特に苦戦しやすいのは次の項目です。
- 水道法などの法令関係
- 計算問題
- 給水装置の基準
- 用語の暗記
現場経験がある人でも、1~3か月程度は勉強時間を確保したいところです。
施工管理が取得するメリット
現場での信頼が高まる
給水工事の知識を持っていることを証明できるため、職人さんや協力会社との打ち合わせでも役立ちます。
転職で有利になる
求人票を見ると、「給水装置工事主任技術者優遇」と記載されている会社も少なくありません。
設備会社では高く評価される資格です。
資格手当がもらえる
会社によって異なりますが、月5,000円~10,000円程度の資格手当が支給されることがあります。
「資格のための勉強」がそのまま仕事につながるのも、この資格の魅力です。
おすすめの勉強方法
個人的におすすめなのは次の流れです。
- 過去問題を1回解く
- テキストで苦手分野を確認する
- 過去問題を3~5年分繰り返す
- 模擬試験を実施する
特に過去問題は重要です。
同じような傾向の問題が出題されることも多いため、繰り返し解くことで得点力が上がります。
まとめ
給水装置工事主任技術者は、給排水設備業界で高く評価される国家資格です。
- 水道法に基づく国家資格
- 水道局指定工事店には必要な資格
- 合格率は30~40%程度
- 施工管理との相性が良い
- 転職や年収アップにもつながる
給排水設備の施工管理として長く活躍したいのであれば、取得しておいて損はない資格といえるでしょう。
私自身、給排水設備に携わるなら「管工事施工管理技士」と並んで優先的に取得したい資格のひとつだと感じています。
将来のキャリアアップのためにも、ぜひ挑戦してみてください。
