現場の品質管理を簡単にわかりやすく解説!
品質管理ってなにをするの?
この記事では建設現場で行なっている
『品質管理』とは何かをわかりやすく解説しています。
品質管理を簡単に言うならば丈夫で長く使える建物を作る為に施工管理を行う事です。
マンションやビル、住宅などは完成後も数十年使われていきます。
特に給排水工事は完成後に不備が出る事が多いので慎重に品質管理を行います。
もし材料に不備があったり工事の精度が悪かった場合、時間が経つと異常が発生します。
- 水漏れ
- 水がでない
- 排水が流れない
- 配管のゆがみがでる
など発生する可能性が高いです。
不備を起こさない為にも工事中に『正しく施工ができているか』を確認するのが品質管理です。
ではどのような事をしているかを詳しくまとめました。
施工前に『材料の受け入れ検査』を行う
施工を行う前に必ず材料の受け入れ検査を行います。
材料が悪ければいくら腕が良くても品質を保てません。
- 傷や破損はないか
- 規格通りの物か
- 型番は正しいか
など細かく受け入れ時に確認をする必要があります。その際に写真を撮り使用している物を管理します。引渡しの際にお客さんに書類として渡す場合もあるので念入りに写真を撮る必要があります。
施工中にやっていることは?
現場では設計図を元に施工図を作成し工事を進めていきます。
配管工事の場合は
- 配管の位置
- 配管サイズ
- 配管の勾配
など細かく検査をして品質を保っていきます。
もし図面と違った施工をしてしまうと
- 水が流れない
- 他の設備と干渉する
- メンテナンスができない
などの問題に繋がります。
施工中や施工後に『図面と違った施工をしていないか』を実測したり写真に収め管理を行います。
検査や試験をこまめに行う
腕の良い職人さんが施工をしても完璧に近いがミスは起こります。そのミスを防ぐ為に検査や試験を行います。
建設現場は一度完成すると見えなくなる部分があります。
- 天井裏にある設備
- 壁の中にある設備
- 地中内にある設備
見えなくなってしまう部分を『隠蔽部(いんぺいぶ)』といい、見えなくなってしまうので完成までに検査を行い必ず記録を残します。
残す記録は
- 配管の圧力試験
- 勾配が取れているか
- 漏水はないか
- 配管が揺れないか
などを記録として残します。この記録こそが
品質管理において重要であり、お客さんの信頼関係にも影響します。
見えない所も記録があるとお客さんにも説明がしやすく安心して建物を使用してもらえるからです。
まとめ
品質管理は地道な積み重ねが大切です。
施工管理者は日頃から記録を残す為に
- 写真を撮る
- 実測値を記録する
- 勾配を確認する
- 書類整理をする
などを施工中に行うようにします。
施工管理を行う事で後々大きな問題になるクレームを防ぐ事ができます。もし品質管理を怠ると
- 漏水や配管の詰まり
- やり直し工事による工期遅延
- 信頼関係が崩れる
など問題になる可能性が非常に高いです。
だからこそ現場では『本当にこれで大丈夫なのか?』と確認をしながら品質管理として記録を残す事が非常に大切です。
施工管理者の仕事は職人さんと違い施工はしませんが建物を作るのになくてはならない重要な存在です。
